☆ コラム

  2011/3/22「統一地方選挙、今一度考え直すべきでは

      来月予定されている統一地方選挙について、東日本大震災で甚大な被害
     を受けた自治体に限って延期させる特例法が国会で成立した。この被害の
     甚大さ、福島原発に残る不安、さらに燃料をはじめとする物資の供給不足
     は岩手・宮城・福島の3県以外でも広がっている。今日本は、特に東日本
     は「選挙どころではない」という状況なのではなかろうか。
      11日の地震発生以降、私も後援会活動を自粛している。本市でも瓦屋
     根の破損をはじめとする物的被害が出ている。また、福島県からの被災者
     の受け入れも始めた。原発問題では放射能汚染が拡大しつつある。21日
     には茨城・栃木・群馬・福島県のホウレンソウ、カキナと、福島県の原乳
     について、出荷制限の指示が出された。最悪の場合、本市も自らの避難を
     考えなければならない。国難を前にして今やるべきことは何なのか、国会
     議員の先生方にはぜひとも再考をお願いしたい。