☆ コラム

  2011/3/14「東日本大震災、激甚災害

       3月11日午後2時46分頃、三陸沖から茨城県沖にかけての太平洋沿
      岸で発生した巨大地震は、マグニチュード9.0に訂正された。地震によ
      る津波は多くのまちを飲み込み、いまだに被害状況の全容は明らかになっ
      ていない。戦後最悪の激甚災害である。甚大な被害にあわれた方々に、心
      からお悔やみを申し上げます。
       地震発生時は、議会の予算審査特別委員会が開かれていた。経験したこ
      とのない大きな揺れに、「ただ事ではない」ことを直感した。委員会はそ
      の場で中断され、行政は即座に災害対策へと移行した。議員もそれぞれの
      地元に戻り、見回りを行った。旧西小地区でも壁が崩れ道をふさいでいた
      り、屋根の瓦が崩落していたりしていた。しかし、私が見回った範囲では、
      幸いけが人はいなかった。高齢者の方々も「これまでに経験したことがな
      い」と口をそろえていた。

       この地震は東北地方太平洋沖地震と命名されたが、被害は東北地方だけ
      でなく、北海道から関東地方の広い範囲に及んでいる。まさに国家的な非
      常事態である。仙台周辺には私の友人知人も数多く住んでいて、いまだに
      連絡が取れない友人もいる。
       今はまさに国家的危機である。今日から計画停電も予定されている。来
      月に統一地方選挙が予定されているが、選挙どころではないのではないか。
      国を挙げてこの難局に取り組まなければならないのではないか。自分にで
      きることは何か、自分がすべきことは何か、今いろいろ考えている。