☆ コラム

  2010/1/4「2010年、新年のご挨拶

       一昨年から続く不況から脱することなく新年を迎えた。景気回復が望ま
      れるものの、日本の借金増には不安が残る。また、経済の活性化が自然環
      境に与える影響も懸念されるところである。そのようなジレンマをどのよ
      うにして克服していくのか、今年は本気で考えなければならない年になる
      かもしれない。
       さて、政治に目を向けると、今年は参議院選挙がある。民主党政権に代
      わってから最初の国政選挙となる。民主党が支持されるのか否か、今後の
      日本を占う大事な選挙である。本市では、来年度予算が新市長による最初
      の予算となる。事業仕分け等によって10億円を捻出し、新たな施策に充
      てるといった選挙公約が守られるのかどうか、注目すべき点である。

       昨年の12月議会では、人口減少社会におけるまちづくりに焦点をあて
      た質問を行った。本市は国に先駆けて人口減少社会に突入している。本市
      が人口減少社会から持続可能な社会への転換をはかることができれば、全
      国の手本となる。非常に難しい問題ではあるが、先を見越して手を打って
      いかないと手遅れになってしまう。今年は持続可能な社会への転換を念頭
      に置いて、市内各地域の現状を調査していきたいと考えている。