☆ コラム

  2005/04/26「市長選挙を終えて

      24日投開票の足利市長選挙は、吉谷宗夫氏が接戦を制し再選された。

       吉谷宗夫氏  29,182票
       大豆生田実氏 27,632票
       鈴木高明氏   6,708票
       嶋田政芳氏   6,105票

      吉谷氏と大豆生田氏の差はわずが1,550票だった。 

      吉谷市長に対しては再選されたとはいえ、前回過半数を越えていた得票率
     が、今回は4割近くまで落ち込んだことを真摯に受け止めて欲しい。

      大豆生田氏に対しては、前向きに考えるなら、前回1万1千票もあった差
     がここまで縮まったと見ることもできる。
      しかし、今回も負けてしまった。では、その原因はどこにあるのか。
      はじめから結論ありきの後援会総会が、支持者に対して誠意ある態度とい
     えるのか? なぜ、選対事務局長を実弟がやらなければならなかったのか?
     4年前と今回の選挙で、実働部隊の顔ぶれの違いはどこに原因があるのか?
     などなど。これらに対して正しい答えにたどり着ければ、必ず再起は果たせ
     ると思う。

      さらに、プラス思考も度が過ぎれば、現実逃避となってしまうことにも気
     づいていただければと願っている。