☆ コラム

  2005/03/21「福岡・佐賀で震度6弱

      昨日午前10時53分ごろ、九州北部で強い地震があり、福岡県と佐賀県では
     震度6弱を記録した(深さ9キロ、マグニチュードは7.0と推定)。犠牲者の
     ご冥福をお祈りしますとともに、被災者の皆様に心からお見舞い申し上げます。

      福岡市ではビルの窓ガラスが割れ落下してきたが、奇跡的に被害は少なかった
     ようである。大地震によるビル窓ガラスの危険性は以前からも指摘されており、
     首都圏でもその対策が急がれることとなろう。

      今回の地震、震源地は福岡県西方沖で、1700年にも同様の場所で同程度の
     地震が発生している。日本中どこで起きてもおかしくない大地震が、今回は九
     州北部を襲ったことになる。
      本市には活断層もみつからず、自然災害が少ないとはいえ、過去には今市地震
     もあり、赤城山や深谷断層などが近くにある。決して他人ごとではない。日頃の
     備えだけはしっかりしておきたい。

      ちなみに今回の地震に対するアマチュア研究家の予知は、web上で確認できる
     範囲ではすべてハズレである。「近傍に観測点があればわかった」とか「この異
     常が対応している」といった後予知は見苦しい。