☆ コラム

  2004/08/18「日本の借金」

    国債や借入金など「国の借金」の総額が、平成16年3月末時点で700兆円を
   突破した。これは生まれたばかりの赤ちゃんも含め、国民1人当たり約550万円
   の借金を背負った計算になる。また、地方の借金を含めると、既に900兆円を超
   えているという試算もある。
    しかし、国民のどれだけがこの借金を実感しているであろうか。ほとんどの国民
   にその実感はないのではなかろうか。その問題意識の希薄さが、膨れ上がる借金を
   生んでしまった一因のようにも思える。

    今日では、日本国の破産、借金棒引きのための預金封鎖やデノミなどの危険性を
   指摘する書籍も多数ある。本当にそのようにならないためにも、我々一人ひとりが
   問題意識を持ち、真剣に考え行動しなければならないのではなかろうか。

    年金問題もそうであるが、先送りはもう許されない。