2010/7/14,16 自治体総合フェア2010(東京)

 東京ビックサイトで開かれた自治体総合フェアの下記セミナーに出席した。

 7月14日
 ■基調講演「地域主権改革の推進とこれからの地域の活性化」
  財団法人 地域総合整備財団
  <ふるさと財団>理事長 嶋津 昭 氏
 ■講演「行政業務継続計画の構築・運用と地域の民間企業BCP
     の普及における自治体の役割」
  特定非営利活動法人危機管理対策機構
  理事・事務局長 細坪 信二 氏
 ■パネルディスカッション
  「多様な危機管理に対応できる自治体・民間BCPの構築と
   普及・連携について」
  パネリスト
  「新型インフルエンザ対策に関する都の取り組み」
    東京都総務局総合防災部情報統括担当課長 齋藤 實 氏
  「BCM人材育成講座と地域普及の取り組み」
    新潟県産業労働観光部 産業政策課
    産業政策グループ 佐々木 淑貴 氏
  「地域の中小製造業BCP構築と普及の取組」
    横浜市経済観光局ものづくり支援課担当係長 斉藤 健 氏
  コーディネータ
   特定非営利活動法人危機管理対策機構
   理事・事務局長 細坪 信二 氏

 7月16日
 ○地域福祉と地域コミュニティ再生セミナー
 ■講演「住民が真に安心できる福祉対策と地域コミュニティ再生に向けて」
  厚生労働省 老健局総務課 課長補佐 東内 京一 氏
 ■緊急課題「見守りネットワーク構想と地域コミュニティ再生」
  前・相模原市福祉部長
  早稲田大学教育学部 非常勤講師 川野 佐一郎 氏
 ○災害対策フォーラム
 ■基調講演 「地方公共団体の業務継続計画について」
  内閣府(防災)企画官(地震・火山・大規模水害対策担当)
  岡村 次郎 氏
 ■講演1 地域防災力対策「地域主体による防災力向上への挑戦」
  独立行政法人防災科学技術研究所
  リスク研究グループ長 長坂 俊成 氏
 ■講演2 都市災害対策「震災時における外出時の早期帰宅
             〜駅前滞留者対策事業の推進〜」
  東京都 総務局総合防災部
  防災管理課防災事業推進担当係長 古家崎 結一 氏


 コメント)
   地方分権という文言が今は地域主権に変わっているようだ。言葉はどう
  であれ、本当の地域主権へ移行するには、国の制度改革が必須であること
  はいうまでもない。しかし、制度が変わってもそれを運用する人が変わら
  なければ、真の地域主権は実現しない。これ以上「おまかせ民主主義」や
  「ワイドショー型民主主義」を続けていては、この国の未来はない。
   自助・共助・公助という言葉はしばしば防災に関連した場面で使われる
  ことがある。この自助の考え方をまちづくりそのものに当てはめていくこ
  とが、真の地域主権につながるものと考えている。




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