2009/11/2 両毛六市若手議員懇談会研修会(佐野市)

  今回は分科会形式で研修会を行い、その後、みかもクリーンセンターと、
 その余熱を利用したみかもリフレッシュセンターを視察した。



 コメント)
   分科会は館林市が座長を務める「館林地域防災計画について〜竜巻被
  害の現状と対応〜」に参加した。
   本年7月27日に発生した竜巻被害について詳細な話を伺った。発生
  当初はこれほどの被害が発生しているとは思っていなかった職員がほと
  んどだったようである。幸い死者は出なかったものの、館林市ではこれ
  を契機に「初動マニュアル」を作成したとのことだった。情報伝達手段
  としては、携帯メールを検討中とのことである。被害にあった市民への
  家屋改修にかかる支援金は、国県ともに基準に達していないので、市単
  独で行っているとのことだった。
   担当部局が困ったこととして何点か挙げていた。ひとつは現場に職員
  が少ないとの市民からのクレームである。また、いたとしても何をして
  いいのかがわからないでは困るので、即断が求められるとのことだった。
  マスコミの対応も考えていた方がいい。ここの体制を前もって考えてお
  かないと、マスコミに振り回される危険性もある。さらに、被災による
  ゴミの処分も通常ゴミとの区別をどうするかで、当初は混乱したとのこ
  とだった(最終的には全て受け入れた)。
   今回の竜巻被害は、幸い大災害には至らなかったが、自然被害の少な
  い両毛地域において、いろいろな教訓を得る体験にもなったといえる。




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