2009/2/5,6 震災対策技術展/自然災害対策技術展
(横浜市)

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  演題:「日本初PFI的手法により構築!
      〜藤沢市総合防災センターの概要について〜」
  講師:藤沢市役所総務部災害対策課課長 林 晃 氏

  演題:「ゲリラ豪雨災害とまちづくり」
  講師:大同工業大学工学部都市環境デザイン学科准教授 鷲見 哲也 氏

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  シンポジウム
  「地域防災力向上への取組み事例 〜住民・企業・関係者の連携〜」
   1. 地域防災力向上の要点
    〜防犯を含む安全・安心・住みよい地域環境つくりの自主活動〜
     講師:保土ヶ谷区連合町内会長連絡会会長 鈴木 方規 氏
   2. 路地のまち・墨田区一寺言問の住環境と防災まちづくり
    〜災害時の危険回避と防災力・地域の魅力の持続に向けたまちの
      取り組み〜
     講師:東京工業大学大学院社会工学専攻准教授 真野 洋介 氏
   3. 墨田区の災害復興力を高める取組み
    〜 地域住民、各種専門家・企業、行政との協働 〜
     講師:墨田区総務部危機管理担当防災課主査 菅原 幸弘 氏
   4. 住民、企業が知っておくべき災害対応の法律知識
    〜平時から被災後の再建・復旧時まで〜
     講師:弁護士 災害復興まちづくり支援機構事務局長 中野 明安
   コーディネーター:日本技術士会防災支援委員会員長 大元 守 氏



セミナーの様子

シンポジウムの様子

蛇足になるが、会場近くでは
風力発電が行われていた。

 コメント)
   PFIによる防災センター構築では、PFIが抱えるさまざまな問題点
  についても触れられた。いいことばかりではなく、保証等について事前に
  きちんと契約を結ぶ必要性がわかった。
   ゲリラ豪雨では、昨年夏の愛知県岡崎市での事例を紹介した。河川敷地
  内に家が建っていたことや、開発により使われなくなった農業用水の管理
  が不十分だったことなどが被害拡大につながったようだ。本市における状
  況も把握しておきたい。
   シンポジウムでは様々な事例が紹介された。法律の問題は一般市民にと
  ってはわかりにくいところである。しかし、知っているのといないのとで
  権利や保証などが大きく違ってくる。被災時における専門家の協力の必要
  性を感じた。




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