2008/10/14,15 建設防災常任委員会視察
(焼津市・掛川市)

 第1日目 静岡県焼津市
      視察事項:市有公共建築物耐震対策事業について

  焼津市では、県が平成18年に策定した「静岡県地震対策アクションプ
 ログラム2006」を受け、平成20年に「焼津市地域目標」を策定した。
 耐震化率100%の達成時期を平成27年度末として、市有公共建築物の
 耐震化を進めることになった


視察研修の様子

 コメント)
   事業計画の注目点は、1)義務教育施設・幼稚園・保育園を最優先に
  する、2)耐震工事は原則補強とする、3)耐震対策にあわせ、存廃の
  是非を問う施設がある、ことである。
   1)については、達成時期を平成24年度末に前倒ししている。これ
  は子供の安全確保とともに、こうした施設が震災時の避難場所になるこ
  とを考えてのことといえる。本市の義務教育施設の耐震化率は58%で
  あり、優先的に耐震化を進めるべきであろう。
   2)はコスト縮減も考えてのことである。また、コスト面だけでなく、
  工事をよりスピーディにすることも考慮すべきかもしれない。
   3)については、学校等の統廃合や以前給食室などとして使われてい
  た施設の存廃を考えるとのことであった。耐震化は急を要するが、学校
  等の統廃合問題はすぐに結論をだせるものではないので、今後どのよう
  になるか、気になるところである。
   1995年の阪神淡路大震災が起こるまでは、東海地震が予知された
  ことを想定した防災準備だったが、それ以降は突発型の地震に備えた防
  災へとシフトしていったとのことだった。そうした準備が出来た上で、
  地震予知情報が出せたなら、かなりの人命が救われることになるであろ
  う。



 第2日目 静岡県掛川市
      視察事項:緑の精神回廊について

  緑の精神回廊事業は、生涯学習都市宣言20周年記念事業に位置づけら
 れ、防災と美観の公共空間を兼ね備えた緑あふれる歩道のネットワークで
 ある。


水源地跡の公園

逆川沿い
歩道が整備されている。
ここらは土手も比較的
手入れされている。

 コメント)
   人口減少時代を踏まえ、スローライフを考慮した事業としては注目す
  べき点がある。人口が増加する活気あふれた地域社会が望ましいかもし
  れないが、既に日本は人口減少社会に突入している。そうした現実を踏
  まえた施策は興味深い。スローライフをキーワードに町歩きを考えると、
  本市でもいろいろなルートが考えられるのではないかと思った。
   市役所で事業の説明を受けた後、実際に逆川に沿って掛川城までの約
  2kmのルートを歩いてみた。拠点としての水源地跡の公園などはきれ
  いに整備されている。また、歩道の手すりなどもしっかりしている。た
  だ、今回歩いたコースに限っては、川の土手があまり手入れされていな
  かったようで、ここをもう少し整備すれば、今以上に歩いて楽しい道に
  なると感じた。
   スローライフというキーワードで考えるなら、コースは季節を感じる
  ということが最重要になるのかもしれない。




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