国登録有形文化財

 主屋・内蔵・正門は、2003年(平成15年)に国登録有形文化財に認定されています。これは活用・保存を奨励する制度に基づくものです。
館主の一言
 文化庁から「国民的財産」のプレートをいただいています。みんなで守り合っていくべき建造物との趣旨のようです。
 我が国では毎年、数多くの古民家が取り壊されています。たとえ頑丈であっても消えていくのです。特に伝統工法による木造の古民家は、日本文化を語る上で欠かせない要素の一つと、私は思っていますので残念でなりません。
 全国的に森林が荒廃しています。これも我が国固有の木の文化に関わる重大な事であり、淋しい限りと言わざるを得ません。
 私はこれらに、少しでも「灯火(ともしび)」を照らしていければ幸いと思っています。

● 森林整備

 主要な所有林については、明るい杉・桧・雑木林に蘇らせ、環境林・健康林・経済林を目指しています。
 公益的機能を有し、国土面積の約70%を占める森林が、現在の状態で果たして良いのでしょうか。