意味:
 涙に袖を濡らしながら、あなたと固い約束をしましたね。末の松山を決して波は超えない(男女の間が心変わりしないことのたとえ)と。それなのに・・・。

作者:
 清原元輔(きよはらのもとすけ・908〜990)清原深養父の孫、清少納言の父。三十六歌仙及び梨壺の五人の一人。「後撰集」の撰進を行った。

出典:
 後拾遺集・恋四



読み(現代表記):※赤字がきまり字です。
 ちぎりきな かたみにそでを しぼりつつ すえのまつやま なみこさじとは