意味:
 山鳥の長い尾よりも、いっそう長いこの秋の夜を恋しい人と離れて、寂しく一人寝するのだろうか。

作者:
 柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ・生没年不詳)人丸とも呼ばれる。持統天皇〜文武天皇時代の宮廷歌人。歌神とされ、中世には、「人丸影供」(ひとまるえいぐ)が行われたという。

出典:
 拾遺集・恋三



読み(現代表記):※赤字がきまり字です。
 あしびきの やまどりのおの しだりおの ながながしよを ひとりかもねん