世の中には世論対策マニュアルなるものがあるようだ。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-07-02/2011070203_01_1.html
作ったのは日本原子力文化振興財団で税金が投入されています。
要は「国民はバカなので三日すれば忘れる。繰り返しによる刷り込みが効果的」といっています。
この人達にとっては原発の事故さえも広報のチャンスなのです。それまで御用学者をかかえておいて、いざという時に「安全だ」「安全だ」とマスコミに登場して言わせる。マスコミも普段から広告費を使って抱え込まれているので、国民は難なくダマされてしまう。まさに福島原発事故の構図そのものです。
国民よ、もっと怒りましょう。稼働中の原発は段階的に停止し、新規に原発は作らない。原発推進派の政治家は次回の選挙で当選させないくらいのことはしようじゃありませんか。
関西電力の株主総会で株主が「原発をテポドンで攻撃されたらどうなるのか」と質問したらしい。それに対する答えが、「原発は十分頑丈にできており、テポドンの攻撃にも耐える」というような答えだったそうだ。もしこれが本当の話ならまさに上層部は狂っているとしかいいようがない。今回の津波と地震で、各種配管や電源供給装置が壊れて冷却不能になり、今の状態を引き起こしているという自覚がなさ過ぎる。ただの金の亡者だ。
残念なことだが、福島市の子の尿を採取して検査したところ、100%の割合で放射性物質が検出された。高い確率で内部被曝が疑われるということだ。被曝の恐ろしさを何年か後に思い知らされるのだろう。政府や電力会社はその時になって事の大きさに気がつくのだろう。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110630/bdy11063012220001-n1.htm
尿から微量の放射性物質 福島市の子供10人から 仏研究所「内部被曝の可能性」
2011.6.30 12:21
福島県内の保護者らでつくる市民団体「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」などは30日、福島第1原発事故の影響調査のため福島市内の6~16歳の男女10人の尿を検査した結果、全員から微量の放射性物質が検出されたと発表した。
放射性セシウム134の最大値は8歳の女児で尿1リットル中1・13ベクレル、セシウム137の最大値は7歳男児で同1・30ベクレルだった。
尿は5月下旬に採取し、チェルノブイリ原発事故で周辺の子供の被ばく量を調査した経験がある、フランスの放射線測定機関「アクロ研究所」に検査を依頼した。
アクロのデービッド・ボアイエ理事長は記者会見で「福島市周辺の子供らに極めて高い確度で内部被ばくの可能性がある。事故前の数値はゼロだったと考えられる」と話した。
6月28日に東京電力の株主総会があった。過去最高の9000人を超える株主が参加した。当然の事ながら脱原発の動議が出されては否決、役員全員クビというような声も多く聞かれたが、所詮は原発推進派が多数参加したため、いささか茶番劇の様相だ。
結論的に言えば脱原発という儲け頭を手放すことは電力業界は避けたいだろう。だから、最も効果的と思われるのは地方の首長が声を大にして原発再稼働を認めないと言うことが一番だと思う。この点では大阪府知事の橋下氏を応援したい。彼のような影響力のある人が世間に向けて表明することで、ネットを見ない人にも否応なく伝わる。今回の事故で放射能という目に見えない事象を体験し、故郷に帰れない、農作物も作れない、工場にも近づけない、生産停止で多大な損害を被っても電力会社は補償してくれないという現実を見つめるべきだ。
今まで知らされていなかったことを我々も謙虚に反省し、多くの被害を被った分を東電に補償請求していくしかない。言葉は悪いが、補償で立ちゆかなくして足銀のように国有化するしかないのではないか?
どうも沖縄の放射能の測定結果が、東京の測定結果の高いところと同じレベルらしい。ちなみにその高いという数値は足利でも同じくらいの数値(約0.2マイクロシーベルト/h)だ。
福島の放射能が風に乗ってたどり着いたとは考えづらいらしいと専門家の指摘。ということはどういうことかというと、曲がりなりにも九州の原発はまだ事故を起こしていないし、沖縄に原発はないから、風向きから考えると中国から来た可能性が高い。報道で全然出てこないので、詳しいことはわからないが、福島並みとは行かなくてもある程度の原発事故が内陸部で起きているという噂は本当かも知れない。
福島第一原発から大量の水蒸気か煙が昨夜の9時頃から上がっているようだ。大事にならなければいいが、再臨界の可能性も噂されている。そんな中、九州電力が10時から玄海原発再稼働のための報告会を行うようだが、困ったことに非公開、インターネット中継で社員に原発賛成の立場で意見せよと言うようなコンプライアンス違反の事例が起きているという情報もツイッター上で流れている。困ったものだ。
とりあえず引き抜きには成功したらしい。それにしても引き抜き費用だけで10億円。金食い原発の本領発揮とでも言おうか。今後どうしていくのだろう。もんじゅというのは、福島原発などの水で冷却するタイプではなく、ナトリウムを冷却剤として使用するタイプだそうだ。空気に触れただけで萌えたり爆発したり扱いがとても厄介なものらしい。このまま冷温停止に移行することを望む。
それと、こと放射能被爆について語る時に、決して大丈夫という言葉を使ってはいけないらしい。どんなに少しでも発がん性のリスクは高まるということを理解しておかなければいけない。
昨年再稼働して燃料棒の落下で止まっていたもんじゅ。今日引き抜き作業が行われているらしい。停止しているのに1日5500万円もの経費がかかる。これも自民党政治のツケ。
机上の空論だけで安全神話を作り上げてきたことを原子力村の人は全然反省していない。
実況中継でもやればいいのに。Ustreamで、、、、
6月21日に川口市が放射線量の管理基準を0.31マイクロシーベルト/h以下にすると報道があった。政府や文部科学省の容認基準が年間20ミリシーベルト以内というとてもじゃないが容認できない数字を提示してきたため、国の発表が信頼されなくなり各地に反対運動が起こり、実質その基準は取り下げられた形だ。その年間20ミリシーベルト以内を1時間あたりに換算した数値が3.8マイクロシーベルト以下というものだ。この数字を公共機関が平然と発表して国が発表した基準だから安心だと言われても、到底信頼できるものではない。
ではいくらなら安心かという数値を設定する必要が出てくるが、本来ならば放射線は自然に生活していて浴びる放射線量の1ミリシーベルト以内が望ましい。しかしながらそうもいかないので、許容値というものを考える場合、最悪でも川口市の0.31マイクロシーベルト/h以下にすべきだろうし、そうしてほしいし、今後各地で同じような傾向になっていくと思う。
現在、足利市全体でほぼ0.20マイクロシーベルト/hという数値が検出されている。この数値が今後どのように変化するか。とにかく増えないことを祈るばかりである。
原発から60km人口29万人の福島市の現状
基準値の10倍以上。コバルト60まで出た。いますぐ子供たちは集団避難すべきだが、政府はもちろん黙って知らんぷり
正確な情報の取得にネットを活用しよう。マスコミの妄信は安心神話の風評被害といっても過言ではない。
先日AKB総選挙が行われましたが、時期を同じくして6.11脱原発100万人アクションというのが全国規模でありました。テレビ各局もニュースで取り上げていましたが、参加者の発表が明らかに違うということがありました。たぶん日テレだったと思うのですが、全国ではなく福島だけの印象のニュースだったり、NHKでは新宿に集まった人が2400人というニュースでした。TBSは現地に取材生中継に行ったので、多少はよかったと思います。
ほぼ同じ日にツイッターで一気に広まったものに、制服向上委員会というAKBのような会いに行けるアイドルが歌う「ダッ・ダッ・脱原発の歌」がYouTubeにアップされているのが話題になりました。歌詞の中に
「安全だったらあなたが住めばいい」
というのがあります。まさに原発推進派へのかわいい少女たちのメッセージです。
僕も同じ気持ちです。