Archive for 10月 2011

武田邦彦教授がNHKの番組を批判している。
NHKの報道(2011年10月17日あさイチ)
武田邦彦教授については、好き嫌いや賛否両論を唱える人もいると思うが、少なくてもこの記事の内容については武田教授の方の言っていることの方が正しいと思う。
文民統制が平成の今でも残っているのかと思う。小沢裁判でもしかり。マスコミの言うことを信じてしまうことの多い日本の悪習慣だ。

地震学会が今回の東日本大震災を何一つ想定できなかったことで、10月15日の特別シンポジウムで大反省をした。
以下は時事通信配信の記事である。
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「大きな敗北」「非常に反省」=予知不可能の意見も―大震災で特別シンポ・地震学会
時事通信 10月15日(土)16時47分配信

東日本大震災での巨大地震を受け、日本地震学会は15日、地震学や防災上の問題点を話し合う特別シンポジウム「地震学の今を問う」を静岡市内で開いた。マグニチュード(M)9.0という巨大地震を想定できなかったのは「地震学の大きな敗北だ」など、学会では異例の自己批判が相次いだ。
特別シンポは同学会秋季大会の最終日に開催された。平原和朗会長(京都大大学院教授)が冒頭、「このシンポが地震学会の始まりとなる。忌憚(きたん)ない意見をお願いしたい」とあいさつした。
政府や研究者の地震予知に否定的な立場のロバート・ゲラー東京大大学院教授は「大震災を受け、地震発生の仕組みの研究や国の地震対策などはリセットするべきだ」と述べた。
同教授は「東北でM9級の巨大地震があり得るという研究成果はあったが、国や学会で見逃されていた」と強調。地震予知が重視される現状を批判し、「政府が仮定している地震と、実際に発生するものが一致していない。正確かつ識別可能な地震の前兆は存在せず、現時点での予知はできない」と断じた。
東北大大学院の松沢暢教授は「今回の巨大地震は地震学の大きな敗北。海溝付近の地殻変動や過去の巨大地震、津波のデータが不足している」と指摘。政府の中央防災会議での議論に関わった同大学院の長谷川昭教授からは「巨大地震をまったく想定できず、非常に反省し、責任を感じる。今後は、学会としてもっと多様な意見を共有するべきだ」との提言が出された。
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原子力学会よりはこの地震学会の動きを見習うべきである。

今のうちに謝っておきます。福島の農家の方々、福島県産のお米は今年は買いません。ごめんなさい。
理由1.福島原発が放射能をまき散らして以降、暫定のはずの規制値500Bq/kgという数値がいつのまにか暫定が取れて規制値となっていることへの不信感。
2.毎日食べるお米の汚染レベルが暫定規制値でいいわけがないという自分の見解。
3.汚染がゼロではないのならしっかりとその数値を公表するべき。
4.その結果、お米が売れないとしても東京電力に補償させるべき。
風評被害という言葉で今年は被害者になるかも知れませんが、数年後には加害者になる可能性だってあるんです。その場合には、お金では済まずに命(健康)の代償を消費者は払うことになるのです。 特にこの500Bq/kgという数値は、核戦争時の食糧不足の時の3ヶ月間の数字だと言うではありませんか。
すでに事故から7ヶ月が経過しているのに一向に収まらない原発事故。我が家は全員が50歳以降なので、放射線の影響はほとんどないかも知れませんが、それでも今の規制値は個人的には許せません。せめて毎日食べる米の汚染度はできるだけゼロに近い物にしたいと思います。

なので、福島の農家の方々、福島県産のお米は今年は買いません。ごめんなさい。

m(__)m

子どもを守るためにはどのような社会にしたらいいか。良記事なのでメモしておきます。

子どもを守る社会を ~ 福島の子どもたちを守るための緊急の取り組み ~

想定外の津波による冷却用電源喪失がメルトダウンの原因のような言い方を政府はしてきたが、現場の作業員の方達の発言では、やは地震そのもので配管は壊れ、壁が壊れたというのがわかってきた。

福島メルトダウンの背後にある衝撃的事実

政府はそれを知っていて、国民に真実を伝えていない。もうこの国も終わりだ(-_-メ) こんな状態で当時現場周辺住民にヨウ素剤を配布しなかった政府は、発病した時の治療費をもちろん全額負担するべきだ。そして、直ちに原発を停止し、原発の輸出も止めるという姿勢を海外に示すべきだ。化石賞などをもらって馬鹿にされている国であることを知らないわけでもあるまい。