原爆の日

火曜日, 8月 9, 2011
昭和20年の8月6日に広島、9日に長崎に原爆が落とされて早66年の歳月が過ぎた。66年の月日というのが早いのか遅いのか、被爆した方にはとても長い時間だったろう。放射線障害に苦しみ、時には差別を受けたこともあったようだ。遠く離れたところにいる自分は今年までまるで他人事だったが、今回の福島原発事故で核の恐ろしさを知った。まさに痛恨の極みと呼ぶに相応しいかも知れない。
原子力の平和利用など言葉の上だけのものだ。しょせん原子力発電所を続けるということは、核爆弾を製造する能力を維持すると言い換えることもできる。唯一の被爆国である日本こそ、核廃絶へもっと大きく声を上げるべきだったと反省している。