この人は笑いながらとんでもないことを言う原子力の専門家だ。いわゆる原子力村の住人で、御用学者と呼ばれる部類の人だ。昨夜の朝まで生テレビでの発言で、原発の安全度を事故が起きた時の死者の数で言っていた。チェルノブイリの事故の時は、消防士も含めて80人くらいの人が亡くなったということだが、福島原発の事故で死者は出ていない。だから日本の原発は安全だ。とのたまった。ここまで来るとあきれてものが言えない。一体いくらこの人はもらっているんだろう。少なくても科学者は原発は安全だということはいってほしくない。机の上の理論通りに実物ができていたら、想定内の地震や津波が来ることしか考えてないから理論上は安全だが、今回の地震でその理論値を出すための設定が完全に狂っているということは既成事実だ。だからこそ各地の原発は再度設定値を見直したり、ストレステストをやろうとしたりしているのだ。そのストレステストの内容だって実物の原発でやるわけではないだろう。
原子力が直接電気を発生させるのなら考える余地はあるが、あくまでも化学反応を利用してお湯を沸かしてタービンを回しているだけ。お湯を沸かしてタービンを回すなら可燃物処理場だってできる。しかも二酸化炭素はどっちみち可燃ゴミを燃やしているのだから増えない。再処理の予定もない使用済み核燃料というウンチを作り続ける原発は、近い将来に止める以外にない。
汚染された稲ワラを使って育てられた牛の肉が日本全国に出回っているように、必ずどこかにほころびが出て取り返しのつかないことになるのはわかっているだろう。
原子力が直接電気を発生させるのなら考える余地はあるが、あくまでも化学反応を利用してお湯を沸かしてタービンを回しているだけ。お湯を沸かしてタービンを回すなら可燃物処理場だってできる。しかも二酸化炭素はどっちみち可燃ゴミを燃やしているのだから増えない。再処理の予定もない使用済み核燃料というウンチを作り続ける原発は、近い将来に止める以外にない。
汚染された稲ワラを使って育てられた牛の肉が日本全国に出回っているように、必ずどこかにほころびが出て取り返しのつかないことになるのはわかっているだろう。